イメージすること

音楽療法士のM子です。

ある利用者様との会話です。

「もう来週はお彼岸ですね」とスタッフが声をかけましたところ、
「そうなのよ。『千の風になって』を歌いながら、ああもうお彼岸やなって考えててん。
あの曲を歌うとね、田舎のきれいな澄み切った空を思い出すのよ。」とお話してくださいました。

「それからね、いつも歌う『谷間の灯』(注 昭和9年に東海林太郎が歌ってヒットした曲)あるでしょ?あれ歌うと、私の田舎の谷間で夕方になったら家の灯りがぽつぽつとついていくあの景色を歌うたびに思いだすの」
「夕方って何となく寂しい感じだけど、あの灯りがほっとさせてくれるのよね」

 

こんなお話をお聞きすると私の汚れた心が(!?)、すうっときれいになっていくような気がします。

音楽を聴いたり歌ったりして、何かを思い出すこと、イメージすること、心が動かされることってとっても大事なことだと思います。

 

この方とのお話から、皆さんにもっともっといろんなことをイメージしていただけるような心地よい伴奏の腕を磨こうと心に決めました(笑)


コメント

イメージすること — 1件のコメント

  1. M子さん、イメージングは大切ですね!!
    つねに想像力を鍛えてる私としては・・・
    もうすでに・・・ウフフ(^-^)

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